パソコンも無く、ネット未発達の時代、
古文書みたいな古いガイドブックの情報を地形図に落とし込み、穴の開くほど読み込んで、勇んで現地に臨みました。
しかし、どの世界にも先達は居るもので、私達が行く先々で釣り人の痕跡が散見されました。
『こんな山奥で?!』と思う様な場所で釣り人に出会ってビックリしたものでした。
半ば登山者の様な装備で人里遥かに離れた山中を岩魚を求めて釣り歩く、
『山釣り』と呼ばれる源流(イワナ)釣りの文化(スタイル)が昔から面々と続いていた事を、その頃の私達はやっと知る事になりました。